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14
2012

イルミネーション(写本装飾)のための実験

最近、ちょっとまじめ?にカリグラフィーに取り組むモードのスイッチが入っています。


今日の記事はちょっぴり専門的(特に後半)・・・



私が主に使っている2社のガッシュのうちの1つ、シュミンケのガッシュの色見本作りをしました。
この絵の具は、かなり高級絵の具なのでなかなかもったいなくて色見本が作れなかったのですが、使わなくてはダメになるだけなので、思い切って色見本をつくり、もっと積極的に使っていこうと決めました。
なんといっても「木箱入り」の絵の具ですから驚きです。

シュミンケ


このシュミンケのガッシュはとても発色がいいことと、滑らかなのでカリグラフィーペンでかきやすいということで私が一番気に入っているガッシュでもあります。ウィンザー&ニュートンにはない色もあるし、全体に落ち着いたトーンなのがお気に入りでもあります。




そして、今日は、ずっと懸念だった、ギルディング(イルミネーション、写本装飾での金箔貼りや金粉塗りなどをいいます)の下地(サイズ)の実験です。23金(純金)の金箔と洋箔と呼ばれるイミテーションの金箔とで貼り比べもしました。

本来であれば、鉛、石膏、フィッシュグルーなどを混ぜてGessoという下地を作るのですが、材料をそろえるのが大変なので、市販のもので使えるものを探してるのです。 (リキテックスで売られているメディウムのGessoとは異なるものです)

その結果、おおよそ下地ごとの違いが見えてきました。


きれいに貼れていないのは、下地の乾燥時間などまだ読めず、金箔をのせるのが早すぎたり遅すぎたりしたためでもありますが、私の技術が思いっきりさび付いていることのあらわれでもあり・・・^^; また最初から出直しです。練習あるのみ。

ギルディング
上段が純金、下段がイミテーション


ギルディング
上段がイミテーション、下段が純金



ブログにアップするのがはばかられるほど、ひどい出来なのですが・・・覚書のために勇気を出してアップしています。


総じていえることは、これは予想通りですが、やはり、イミテーションより純金のほうがきれいに仕上がります。洋箔はとってもリーズナブルだけど、この仕上がりではカリグラフィー作品には使えません・・・


下地は、やはりギルディング専用の下地である「Instacall」と「Miniatum Ink」がダントツとしていい結果が得られました。この2つの下地なら、もっと上手に貼ればカード作品になら、洋箔も使えるかもしれません。しかし、思いのほか、「Pink Gold Size」の仕上がりが悪かったのは驚きでした。


そして、予想以上にいい結果を出したのが、ATCカード作りでおなじみの「Liquitex(リキテックス)」社のメディウム。特に、「Gloss Medium & Varnish」はRaised ギルディングにも使えそうな結果が。ただ、これは純金でないとだめですが・・・すごくいい感じです。

ほかのメディウム「Gloss Heavy Gel」と「Gloss Super Heavy Gel」は金箔は純金、イミテーションともによく貼りつきますが、下地としては・・・問題アリです。どうしても表面を滑らかに塗ることができず、でこぼこの線が出てしまいます。こういう効果を狙いたいときには面白い素材だと思いますが、伝統的な写本装飾では使えるかどうか・・・
洋箔でも貼り付いたので、これもカード作りには面白い効果を狙って使うことができるかもしれません。


と、こんな具合に、カリグラフィーのいろいろな道具で遊びつつ勉強しているみゅうでした^^

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