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31
2014

13世紀修道院体(13th century Monastery Script)の作品

13世紀修道院体(13th century Monastery Script)の作品がやっと完成しました。一応ぎりぎり、目標の「1月中に2作品」目標達成出来ました♪

いくら文字練習を繰り返してもなかなか形のコツが掴めず、こういうとき通信教育の限界を感じてしまいます。お教室で直接習えれば、先生のペンの運びを実際に拝見したり、私が書いているところをみて頂いてアドバイスを頂いたりできるのに・・・と。私ができることは、ひたすら先生のお見本、過去の添削していただいた資料とにらめっこでの練習をすることでした。

とりあえず、完成品はこれ。

01312014-01.jpg


01312014-02.jpg


ファブリアーノのHot Press水彩紙(90lb)、
Winsor & Newton のガッシュ、
1.5mmニブ、
筆 

を使っています。

課題文がスペイン語で、ほとんど意味はわからなかったのですが(せめてGoogle先生にお願いしなさいというツッコミもあるのですが^^;) 、「こどもの日のお祝いの詩」であること、各行の先頭の文字が、「こどもの日(Dia del nino) 」の頭文字になっている遊び心のある詩であるということはわかっていました。子どもの日なので、それこそ可愛らしいイラストでも入れたい・・・という願望はあるものの、とりあえずはやはり基本に忠実な作品を作りたいこと、イラストが描けないこと(←こちらの問題のほうが大きい^^;) もあり、シンプルな作品です。


今回は少し製作過程をご紹介します。(夜撮った写真ばかりで暗くてすみません・・・)

まず最初はレイアウトに沿ったガイドライン用のテンプレートを作ります。
必ず作品作りの時には作品用紙にガイドラインと呼ばれるラインを鉛筆で引いてから作ります。
何枚失敗してもいいように(?)、予めテンプレートを作っておくととても気持ちが楽になります。このテンプレートの作り方と使い方は私のカリグラフィーの大先輩、yayoさんに教えていただいた方法です。(そのページはこちら
01312014-03.jpg
このように、大きい方眼紙にガイドラインを引き、作品用紙より小さめの窓をあけます。


01312014-04.jpg
使うのは窓のある方。このように定規をあてて、作品用紙にガイドラインを引いていきます。
使うのは製図用の0.3mmのシャープペンシル。1mmのズレはとても大きなずれになります。
この0.3mmのシャープペンの線すら太く感じてしまうほど。
そうそう、そろそろ0.2mmのシャープペンが発売されるそうです。すごく楽しみ♪
(その商品ページはこちら



そして、最初に本文を書きます。装飾文字の入る場所は予めあけておきます。
01312014-05.jpg



本文の後は、装飾文字の部分。まずは別の紙にデザインしてあったものをトレーシングペーパーとパステル色えんぴつを使ってトレースします。(パステルは力を入れなくても消しゴムでよく消えること、トレースしやすいのが利点です。鉛筆タイプだと扱いが楽なので私は好んで使っています。)
01312014-06.jpg



この後、Gペンなどの先の細いペンを使ってガッシュをのせていきます。が・・・やってしまいました><
実はこの時、私とってもいい気分でして・・・
先日、摘みたてメイヤーレモンをいただいたので、それを漬けたブランデーを嗜みながら・・・作業をしていたのですが・・・

「ボトッ!!!」

やってしまいました・・・
01312014-07.jpg


ほぼ最後の最後のところで・・・油断してしまいました。ちょっとガッシュが緩いかなぁ、多いかなぁ、ルンルン♪(←軽く酔っ払っています)なんて思いながらそのまま・・・そして、こんなことに。

一気に酔いも吹っ飛ぶ出来事。さてどうしたものか・・・よりによってとっても目立つ装飾文字のところ。最初から書き直すことも考えましたが、でもどうせボツにするならできるところまでやってみてからボツにしてもよかろうと考え(←やはり酔っているので気持ちが大きかったらしい・・・)、この部分を修正して続けてみることに。

だって・・・書き直したらここまで

1.ガイドライン
2.本文
(↑きっと1回ではうまく書けず、1.2.を数回繰り返すはめになる)
3.装飾部分のトレース
4.そのライン取り

で3〜4時間はかかるはず。でもこれを修正して完成させるまでにはあと1時間もかからない。

なら、このまま突き進んでしまえ!という判断でした。もしこれが失敗してもたった1時間のロス。なら完成までとりあえずやってみようというわけです。

それに、これは作品展に出展するものでも、人様に差し上げるものでもない・・・ということもありました。

で、修正開始。
まず、ボテッと落ちた水たまり状態の絵の具をキッチンペーパーで慎重に吸い上げていきます。
決して拭き取ったりしません。(上の写真は吸い上げた後)
そして、完全に乾くのを待たないといけないので、その間にかけるところはかいてしまいました。

完全に乾いたら、カッターでゆっくり削っていき・・・紙を時々慣らしながら・・・(ここにはコツがあります)

01312014-08.jpg
こんな風に削れました


そして、その上から慎重に色をのせていきます。にじまないかな・・・・ドキドキ・・・と。
01312014-09.jpg
ギリギリセーフかな?



とこんなBigトラブルもありましたが、装飾部分のライン取りまで終えたのがこれ。
なんとかごまかせ(?)たかしら・・・

01312014-10.jpg


そして、この段階できれいにガイドラインの鉛筆と、装飾文字部分のパステルを消して、その後色塗りとなります。

こんなシンプルな作品でもこれだけの作業工程があります。これに、ギルディング(金箔などをはること)などが加わるともっと作業工程、手間、時間もかかってきます。


と、こんな感じに今回はトラブルにも見舞われましたが・・・それもこれもすべて大事な経験です。
とりあえず、今回はこれでいいかな・・・と。それより次の作品に取り掛かりたい気持ちがいっぱいなのです。

あ、その前に!

私の今年ルール?は、カリグラフィー1作品終わったら、Marieさんの水彩イラストの本の課題をひとつ進めるというルールにしたので、次は水彩イラストに挑戦。少し気分転換です。

それとカリグラフィー1Dayレッスン(ご案内ページはこちら☆)にたくさんのお問い合わせ、ご参加ありがとうございます♪日程はだいぶ埋まってきましたが、まだ受け付けていますので、興味のある方は是非どうぞ。
そのレッスン&準備も楽しい2週間となりそうです^^



******おまけ*******

01312014-11.jpg



まだ1月だというのに・・・近所のナシの花(桜にそっくりのお花です)が満開に。日本の桜のシーズンと同じ頃に咲く花なのですが・・・ここのところの暖かさで春と勘違いしてしまったようです。連日20℃近くまで気温が上がって、ぽかぽか毎日なのは嬉しいのですが・・・この冬、ほとんど雨がふらずこのエリアは深刻な水不足に陥っています。
まだ節水が呼びかけられている状態で実害はないのですが・・・この夏が不安です。



フェイスブックページを作りました。
ぜひ遊びに来てくださいね♪

Calligraphy & Craft Studio "Mew"

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2 Comments

みゅう  

Haruさん、コメントありがとうございます♪

私もいつかHaruさんのような素敵な、可愛らしいイラストの入った作品をかいてみたいのですが・・・

絵の具事件、ほんと焦りました〜。でもとりあえずごまかせたからよしとしてしまいました^^;

ガイドラインはこれを作っておくだけで、失敗が怖くなくなります。そして、いつか同じレイアウトで書き直したい時も、このガイドラインにペン幅などメモをしておけば再現できるので重宝します。ぜひぜひHaruさんも作ってみてくださいね。詳しくはyayoさんに直接教えていただけますものね!

ナシの花、この辺りではあちこちで咲いているお花で、今が満開。本当に春が来たらどうなるんだろう・・・と心配している私です。そうそう、昨年まで家の前庭にもナシの木があったのですが・・・突然枯れてしまって切り倒したのです・・・だから今年はちょっとさみしい前庭です・・・

2014/02/04 (Tue) 01:01 | EDIT | REPLY |   

Haru  

おお~

シックな作品ですね!
絵の具ボタ事故も綺麗に修正されてわかりません。
それにしてもこの事故、焦りますよね~。

ガイドラインの作り方がとってもわかりやすいです。
実は私、ガイドラインを未だに作って制作していなのですよ・・・。
でも今回のみゅうさんのブログを見て、次回は絶対作ってみよう!と
思いました。

最後におまけのナシのお花、真っ青な空に映えてとってもきれい!
初めて見ました。本当に桜に似てますね。
いいな~、いつか自分の庭にこんな木を植えたいわ~。

2014/02/03 (Mon) 16:09 | EDIT | REPLY |   

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